2012年

6月

25日

広島大学をめざす

広島大学をめざす

 

いま僕が考えている計画の一つ、

僕は、広島大学総合科学部に入学して勉学するため、入学試験準備をしています。”何を今さら!”と、あきれかえられるか、笑い飛ばされることでしょう。でも僕は大まじめで本気なんですよ。ずうっと長年考えていたことなんです。

 

 

 広島大学では、AO入試フェニックス方式という制度で中高年にも大学で学べるよう機会と門戸を開いています。毎年10名前後がこの制度で入学をしています。入学試験は主に小論文と面接なのですが、志願者が入学目的を実現するに足りる学力・関心・意欲をもっているか、かなり厳しく審査されて、けっこう難関のようなのです。

 その説明会が7月8日(日)東千田キャンパスで行われます。僕は下記一文と資料をもって臨むつもりなんです。

 出願期限は、平成24年10月8日から12日までで、試験日は11月21日(水)。合格発表は11月30日(金)です。果たしてどういう結果になるか、わかりませんが、とにかく全力でぶち当たって見るつもりなんです。

 

 もしも仮に無事合格したとしても、それからのほうが大変です。高齢者(?笑い)で電動車イスの身体障害者を広島大学がどのように受け入れてくれるか?  勉学について行けるのか? 東広島キャンパスの学舎や構内の段差はどうなっているのか? どんな事態が待ち受けているのか? 僕の体力がもつのか? まったく見当もつきません。しかたがない。当たって砕けろ、何とかやってみるだけです。

 僕はそんな悪戦奮闘の日々を、「 terry's campus life 」として僕のブログに書き込むつもりなんです。きっと面白いものになることでしょう。

 とは言ったって、肝心のまず合格しなければお話になりませんよね、あっははは! えっへへへ!?

 

 それでは、「広島大学総合科学部を志望するの意」をご一読下さい。

 

 

 

 

 

                 広島大学総合科学部を志望するの意

 

 

広島大学総合科学部 御中

    関係者各位 へ、

 

                                   広島県安芸郡熊野町

                                   中田輝義 

 

 仕儀、2012年7月8日、広島大学東千田キャンパスにおいて開催される、「広島大学AO入試フェニックス方式説明会」に参加するにあたり、下記文書及び添付書類を持って望むのは、本日ただ今より2013年度の入学試験、小論文と面接が始まったと理解し、そのためにこれらの文書を関係者各位へお届けしようとしております。よろしくご判読をお願い申し上げます。

 

                                   中田輝義 拝

                                   2012年6月1日 記

 

 

 僕が広島大学総合科学部に入学後、志望しているのは、「オプショナル・インテグレーション(自主編成)プログラム」です。是非とも学んでみたいカリキュラムを、「2012年シラバス」からピックアップして別紙添付しました。そして引き続き、広島大学院で人間科学部門・人間存在研究か、文明科学部門・文明史文化史研究でさらに学びたいと希望しております。

 次ぎに僕自身の経歴と自己紹介の書類を同封しました。多岐多種多葉になり心より恐縮しておりますが、関係教職員の方々へ入学試験の面接審査時に、自己アピールとプレゼンテーションの一助になればの期待も込めて、厚かましくも添付しております。ご一読願えれば幸甚の極みです。

 

 広島大学総合科学部志望の動機についてお話しします。

 

 僕は少年の頃から自分が何者なのかよく分からずに生きていました。僕はなぜ生まれてきたんだろう。僕はどう生きていったらいいんだろう。僕っていったい何者なのか。こんなことを親にも聞けず、友だちにも担任の先生にも、誰ひとり相談できる人もいなくて、自分の世界に立ちすくんでいました。ちょうどその頃は第一次ベビーブームの進学競争時代で、高度経済成長の急激に変化する時代でもあったのです。

 

 結局僕はそんな競争社会について行けず、ものの見事に落ちこぼれ。でも僕には、何か人と違った生きかたが出来るはずだ、いつか僕らしく生きられると、不遜にも傲慢にもそう思いつめていました。だからと言って何をどうして良いのかも分からず、具体的な目標も見えず、何の根拠もないところにしがみつくようにして生きていました。

 

 僕が今この歳になってなお知りたいこと学びたいことは、それは人間はどうすれば幸せに生きていけるのだろうかということです。

 僕は正規の学業についてはまったくの落ちこぼれですが、でも僕はフリーカメラマン当時から現実に起きている様々な社会現象について、現場の取材を通じて感じた原因や矛盾を僕なりにジャーナリスティックな視点で(それはほとんど雑学とも言えるものでしたが)勉強してきました。

 

 その一端を順序立ててお話しするなら、まず宇宙の進化からです。

なぜビッグバンが起きて、なぜ地球が誕生して、なぜ人間が誕生したのか。人間の誕生には何か意味があるのか。原始地球の誕生から数十億年の後に地表の冷却とともに大豪雨が何億年も続いて海と陸ができて、その海中には無機物が飽和状態に溶解されていて、高単価の栄養素がいっぱいつまったスープのような状態だった。

 やがて無機物からアミノ酸が生成されて最初の生命体である原始細胞のコアセルベートが誕生した。偶然と選択によって奇跡のように誕生した分子細胞の構造や成り立ち、分泌する化学物質・ホルモンの中に、なぜ人間は争うのか、人間の特質を化学的に解明できる鍵があるのだろうか。生命科学とは何だろう。行動科学とはなんだろう。

 

 アインシュタインは長く「一般相対性理論」と「量子力学」を統合させる「統一理論」の完成を熱求し続けた。

 「一般相対性理論」は、星や銀河の大きな世界を説明するのに適し、静かで調和のとれた世界。「量子力学」は原子・素粒子などの小さく混沌として不確実な世界。この相矛盾する学説を統一する理論が完成されれば、宇宙の誕生の秘密が解明されるかも知れない。

 それと同じように、もし相反する人文科学と自然科学・社会科学を統一する理論学説が誕生したら、人間が存在することの深い謎が解明されるかも知れない。

 そしてもしも、もしも、宇宙の統一理論Aと人間の統一理論Bを包括する「大統一理論」が発見されたなら、宇宙の誕生から人間個人個人が抱えている心理の不可思議さまで、それは壮大な一本の線に繋がった謎の答えが、一挙に解決するかも知れない。その時初めて、地球上のあらゆる地域の人種・民族・宗教・風俗・経済発展・貧富の差に関わらず、現在から未来において人類は、真の平和と幸福を享受することができるのだろうか。

 

 青森県の三内丸山遺跡は、これまでの縄文文化のイメージを大きく変えているという。縄文時代の中期頃には、すでに貧富の格差があり平等な社会構造はくずれ、何らかの階級が成立していたのではないかと考えられている。これは僕の縄文時代への憧憬を大きく幻滅させる。

 確かに、生産力が増大し、剰余農産物が出来て、経済力が発展しないと、人々の生活が豊かにならないだろう。文化や芸術だって発展しない。しかし経済力が増すほど富は一方に集中して権力だとか階級が生まれる。人間の飽くなき欲望がさらに大きくなる。倫理や道徳が廃れる。はたして人間にとって経済が発展することにどれだけの意味があるのだろうか。あるとしたら、それはどれぐらいの発展だったらいいのだろうか。

 イヤ違うだろう。人間はさらに経済を発展させようとするだろうし、さらに富と権力を追い求めるだろうし、この世界から貧困や飢餓や戦争が絶えることはないのかも知れない。なのに人間は欲望の虜になって止めようとはしない。それを人間に考えさせるのが文化であり芸術であり信仰なんだろう。それが本来の役割なんだろうけれど、今の世の中ではお金儲けの道具にされてしまっている。お金儲けに役に立つ芸術がイイ芸術で、「人間とは何か」を考えさせる芸術は、面白くない芸術にされてしまっている。

 

 なぜ人間は信仰や宗教を必要とし、芸術を創造させようとするのか。そこに人間が社会的動物であるという本質に一因があるのかも知れない。その構造の源を知るには脳科学を学ばなければならないのかも知れない。

 

 今起きている市場開放とグローバリズムにはどんな問題があるのだろう。なぜリーマン・ショックは起きたのだろう。なぜ世界中で戦争や紛争が絶えないのか。経済学の中に道徳思想や倫理観を持ち込むなんて不可能なことなんだろうか。世界のあらゆる地域で真のバランスのとれた経済発展を遂げるにはどうすればいいのだろう。

 

 僕には広島大学総合科学部で学びたいことがいっぱいあります。僕のこれまでの独りよがりな雑学ではなくきちんとした学問をしたい。体系的で組織的で現代的で、長い時間をかけて検証された英知を学びたい。多くの教授・研究者・専門家の方々に正しい方向に導いてもらいたい。

 「広島大学総合科学部シラバス」を読んだとき、僕は血が沸き身体がブルブルと震える高揚感を覚えました。僕は直感的に僕の疑問の答えを見つけられる場所は「ここだ!」と感じました。

 

 でもただ教えてもらっているだけではダメですよね。僕は総合科学部で学んだ多くのことを僕の中で充分に咀嚼して、僕自身の確かな答えを見つけ出さなければなりません。僕は勉強して得た成果を社会に還元したいと考えています。それが僕の社会への恩返しです。そのときこそ僕は心から幸せになれるし、生きていて良かったと思えるし、生きていることの確かな手応えと実感が得られるのだと思います。僕はその日のために、これからを生き続けたいと思っています。

 

 関係各位、教授並びに教職員の皆様へ、

 

 僕が入学を果たしたあと、この覚悟を持って精進するつもりでおりますので、厳しいご指導ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 それでは、来る入学試験会場で皆様方にお会いできる日を今から心待ちにしております。 

 ありがとうございました。

 

                                   中田輝義、拝。

                                   2012年6月3日 記

 

広島大学チラシ

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コメント: 3
  • #1

    fumifumi (月曜日, 25 6月 2012 19:15)

    皆さんに公開して自分を追い込む?なんて事は無いと思いますが、無理されずしっかりと受験対策をして下さい。
    受かると良いですね。

  • #2

    モモ母 (木曜日, 28 6月 2012 00:07)

    こんな「次の目標」をお持ちだったとは!
    とってもterryさんらしいと思います。
    受験に備えてすることそのものが、新たな発見の連続のはず。
    10代とは一味違う大人の受験をなさって下さい!
    レポを楽しみにしています。

  • #3

    terry (木曜日, 28 6月 2012 05:32)

    モモ母さんへ、
    激励のコメント、ありがとうございました。
    今熊野の郷では、田植えされた早苗がすくすくと育ち、
    あれだけ隙間だらけだった一枚の田の一面に青々と広がっています。
    それが不思議と、同じ時期に植えられた同じ種苗なのに、
    それぞれの田畑は微妙に色が違うのです。
    まるでみんな自己主張をしているようです(笑い)。
    もしそれぞれの田畑の一枚をつなぎ合わせれば、
    それを熊野の空から見下ろすと、
    それは1疋の繊細な色合いの布織物に見えることでしょうか。
    その新布を求めてこの熊野の盆地に、
    天女が舞い降りてきてくれるでしょうか。

    今年も京都盆地にあの蒸し暑い夏が訪れますね。
    御身大切になさって下さい。
    terry, hi〜gh !(拝)

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