何度か中止と順延を繰り返してきた井口小学校の「電動車イスひとり旅」講演が、ようやく10月4日(金)に行われることになりました。
最初にこの講演の依頼をいただいてからもう1年が過ぎました。
夏休み明けの、さらに向こうの秋の行事のお話で、またまた事前通告になりますが(苦笑)、今度はよっぽどのことがない限り、開催の運びになると思うんですよね、あっはは(小笑)!
というのも、10/4開催の行事については、じつは、企画担当のS教諭ほかの先生方のご尽力により、広島市教育委員会が新年度から取り組んでいる「道徳教育推進事業」の一環で、「みんなで語ろう!心の参観日」授業に申請をして、認可が下りたそうなんです。
本当に熊野第3小学校での ” 道徳授業 ” 以来、だんだんと話しが大きくなって、大げさになってきた!
僕としては、もともと僕の講演なんかが、広島市教育委員会の「道徳教育推進事業」や、「みんなで語ろう!心の参観日」授業の本分に照らし合わせてみて、うまく添うものなのかどうか、はなはだ疑問に思っているところなんですが。
でもせっかくの先生方のお骨折り。無下に断るわけにも行かず。まぁ~、光栄っちゃ~、光栄なお話だし、名誉だと言えば、名誉なことではあるんですが。
でも何となく僕のような出来損ないの非道徳的な人間としては、自分自身に対しておこがましいとか、面映いとか、北海道弁でいうところの ” あずましくない ” とかいう居心地の悪さを感じてしまうのです。
さらに、この認可が下りると、講師謝礼金が出るそうなんですよ。これはまったく僕としては潔(いさぎよ)しとは思えない。
生意気な言い方で恐縮ですが、僕が「電動車イスひとり旅」の体験を井口小学校の子どもたちに一生懸命にお話しすることには何のやぶさかなことではないのですが、《 講師謝礼金がどれほどの大金(?)か知らないけれど、くすっ! 大笑い 》、その体験談をお金で切り売りするなんぞ、そんな気持ちはハナから毛頭なかったのです。そんな謝礼金なら盲導犬協会か点字図書館に寄付するほうがもっと有意義だ!って、そんなふうに思えるんです。
もちろんこんなウラ話しは、井口小学校の子どもたちにはいっさい関わり合いのないことで、僕は「熊野第3小学校」の時と同様に、全身全霊で伝えておかなければならないことを伝えるためにお話しさせていただくつもりでおります。
皆さま方にとっても、あんまり関わり合いのないことに、ぐだぐだと僕のクレームをお聞かせすることになってしまって、申し訳ありませんでした。
さあ~、忘れていた緊張感と緩みきった集中力のネジをもう一度巻き戻して、万全の体勢を整えて臨場するぞっ!
この夏の猛暑なんぞに負けてなんかいられない、えっへへへ、、、
中田輝義、拝。
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